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マレーシアの消費税導入、日本への影響は?

  • 2015
  • マレーシアの消費税導入、日本への影響は? はコメントを受け付けていません

2015年4月1日より、マレーシアでは初となる消費税が導入されましたね。

「物品・サービス税(Goods and Services Tax、GST)」という名前で、税率は6%となります。これまでは一切消費税がかからなかったところに、一気に6%の消費税ですから、これはかなり大きな影響が考えられます。

食品、日用品などの生活必需品の一部については減税や非課税対象ですが、店の規模によって課税義務があったり非課税のところがあったりと、複雑な面があります。日本でも消費税の導入時には混乱がありましたから、現地の消費者の方々も戸惑っている部分があると思われます。

GSTはマレーシアを訪れる外国人にも適用されますが、観光客に対してはTRS(Tourist Refund Scheme)という免税制度があり、一定条件を満たした購入品については返還請求できます。日本から観光でマレーシアに訪れる人にも影響がありそうですね。

TRSが適用される外国人観光客は、有効なパスポートを所持していること、過去3か月以内に同国で雇用されていないことなどの要件を満たす必要がありますが、それらをクリアすれば、マレーシアの国際空港から出発する時に対応カウンターで申請して返金を受けることができます。

ということは現地で雇用されて働いている日本人はTRSが適用されません。マレーシアで給料を得てマレーシアの国のインフラを使ってお世話になってるわけですので、消費税は当然かかってくると考えないといけないようです。日本での消費税が8%からまだ増税になりそうな様相を呈していますので、マレーシアの消費税はそこまで意識しないでしょう。

さて、TRSの対象となるのは、マレーシア税関に承認を受けたTRS登録販売店での購入品で、300マレーシアリンギット(約1万円)以上の買い物に限ります。登録販売店で申請書や領収書を発行してもらって空港のカウンターで手続きをするという流れになります。一部の購入品については、事務手数料がかかる場合があるということです。

ただし、酒類、たばこ、貴金属、宝石、および購入後マレーシア国内で消費された商品やサービスは返金の対象外となるので、TRSという制度を利用する機会は限られそうです。酒やジュエリーを除くと、マレーシアで同一店舗で300マレーシアリンギット以上も使うことはなかなかありそうにないですし、そもそもTRS登録販売店がまだまだ少ないのが現状です。

今後、GSTが国民の間にしっかり認識されるうちに、変化する部分はあるかもしれませんが、まだまだマレーシアの物価上昇の傾向は続くように思われます。

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