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マレーシアの航空会社が1月に燃料サーチャージ廃止を発表

世界的に原油安の影響を受けた国は少なくありませんが、マレーシアはその恩恵を受けた国の一つとなっています。マレーシアでは1月、エアアジアといった航空会社が燃料サーチャージを廃止すると発表しました。

燃料サーチャージは燃料の価格に応じて上乗せされる料金のことを言います。日本の航空会社でも導入されており、運賃には燃料サーチャージが上乗せされています。原油が高騰すると燃料サーチャージも高くなり、逆に原油価格が下がると安くなります。

マレーシアでは、この燃料サーチャージが廃止されるというニュースが流れました。燃料サーチャージを廃止した航空会社はエアアジアとマリンドエア、そしてファイアフライの3社です。これにより、マレーシアの観光産業が盛り上がり、経済全体の底上げにつながると期待されています。マレーシア国内での話となりますが、同国内を飛行機で移動する際は利用しやすくなったと思います。マレーシアは日本からも観光客が多く訪れる国です。そのため、燃料サーチャージの廃止決定の好影響が国内全体に波及することも考えられます。経済の成長具合を示すGDPの底上げはもちろん、観光から輸出入まで、主要な産業の追い風になるかもしれません。ただし、マレーシア国内でも大手の航空会社、マレーシア航空だけは廃止発表をおこなっていません。

今までは各航空会社ともに20~150リンギほどの燃料サーチャージを料金に上乗せしていました。課金額は航空会社により異なりますが、利用者にとって大きな負担になっていたことは間違いないと思います。燃料サーチャージ分が必要無くなりますので、運賃が安くなり、旅行の需要の喚起につながるとエアアジアのCEOは説明しています。

またマレーシアの財務省によると、2014年は同国が石油の純輸入国になったと発表しています。同国の原油輸出量は過去10年間減少し続けており、この年に輸入が輸出が上回ったのです。このため、航空業界はもちろん、その他の産業も原油安の影響を大きく受けると考えることができます。ただし、裏を返せば原油価格に経済が影響される、ということです。そのため、原油が高騰すると経済が悪化する可能性があると思います。これから原油がどうなるか分かりませんが、日本のみならずマレーシアもその動向を注目したい国の一つだと言えます。

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