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9月は第二四半期経常黒字の発表と、GDP成長率増加

マレーシア経済は現在絶好調といってもよいでしょう。東南アジア諸国全体が発展を続けている状況ですが、ベトナムやフィリピンのように中国との関係が発展に影を落とすこともなく、とくに順調な発展ぶりを見せています。

9月始めには第2四半期の経常黒字が発表、大幅に増加していることが明らかになりました。なお、経常黒字の増加は2四半期連続。赤字状況が慢性化してしまっている感じがする日本からみるとうらやましい状態ですね。ただ投資収支は流失超過が続いている状態のため、この辺のバランスをどうとるかがポイントです。また順調な発展の影響で通貨のリンギが買いの状況が続いているのも今後のマレーシア経済にどう影響するかが気になります。

同じく第2四半期のGDP成長率が発表されましたがこちらも前年同期比で6.4パーセントの増加と高いレベルでの成長が明らかになりました。5四半期連続での拡大でいかに現在のマレーシア経済が好調かが窺えます。

ただ、投資収支の流出超過だけでなく国内産業の基盤を揺るがすような不安材料もいくつかあります。9月にはマレーシアの鉄鋼メーカーからの請願をうけて国際貿易産業省が鉄鋼・厚板類に関するセーフガード調査を開始したことが発表されました。これは輸入急増によってマレーシア国内の産業に打撃を受けたことが原因となっており、この結果がどうなるのかも興味があります。このように9月のマレーシアの産業界は全般的には好調なものの、いくつか気になる点が見られており、今後の展開に注目する必要がありそうです。

マレーシアの9月の政治状況は?

マレーシアは東南アジア諸国の中ではかなり政治が安定したところですよね。英語の普及率も高くて今後東南アジアのリーダーになるんじゃないかなんて話もあります。9月の政治関連のニュースではとくに重要なものは見られませんでしたが、活気のある現在この国の状況を窺うことができるようなニュースを知る機会がありました。

もっとも目に付いたのは携帯電話の利用率についてのニュース。個人・世帯両方とも普及率が9割を超えたことが明らかになりました。もともとマレーシアはIT関連のインフラ環境の整備を重要な経済発展の柱としているのですが、それにしてもかなり高い数字だと驚かされます。これはマレーシア統計局が9月に発表されたデータによるもので、携帯電話の普及率の高さに対してインターネットの普及率は世帯の半数程度だそうで、この点の差もマレーシアの特徴なのかな、と思います。ネットの方が導入にお金がかかる分遅れているんでしょうね。

それから外国人労働者の制限を強化していることが日本でも話題になっていますが、その影響が少しずつでてきて人手不足に陥る企業も出てきているようです。この点は海外からの労働者の流入が国民の働く機会を奪っている、といの意見との兼ね合いがあって政府としても舵取りが難しいところだと思うんですけど、どう考えているのでしょうか。

あと日本の特許庁と「特許審査ハイウェイ」を10月から施行することがマレーシア知的財産公社から発表されました。これで両国での審査が迅速になるそうです。日本企業の進出も活発な状況ですから、これは日本にとってもよいニュースとなりそうです。

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