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マレーシア求人を調査する際に産業構造を知ろう

マレーシアは1980年代から産業構造の変化を推し進めてきた。マレーシア経済といえばまずなんといっても天然ゴムとスズの生産が大半を占めていた。これらの第一次産業の重要性は現在でも揺らいでいないが、2013年の現在では80年代当初とはまったく異なるといっていいほどの産業構造となっている。

マレーシアの産業構造の変化のそもそもの発端は1950年代にまで遡る。この時期に世界銀行から天然ゴムの依存を減らすよう提言を受けた。自然環境の維持などの理由があってだろう。また、マレーシアとしても近代化の必要性を感じており、第一次産業に依存した産業構造を変化させる取り組みをはじめていたところだった。

そこでマレーシアが目をつけたのが工業化。おもに金属製品や電子機器の製造・輸出を国を挙げて推進するようになる。それが80年代から。その後この取り組みは着実に進められていく。その間には農園や自然環境を潰して工場や商業設備、住宅が建てられるなどさまざまな問題が生じたものの、全体の取り組みを覆すほどではなかった。

この産業構造の変化はデータによって如実に表されている。かつて産業の40%を占めた天然ゴム、24%を占めたスズが大幅に減少、2011年のマレーシア産業のじつに38%ほどが機械類で占められている。続いてパーム油が8%、液化天然ガスが7%、石油製品が5%。工業化とともに資源が占める割合が増えているのも特徴となるだろう。

もうひとつポイントとして挙げておくべきなのが「その他」が43%ほどを占めている点。かつて一部の産業に頼りきりだったマレーシア経済が多様性を身につけていることを示している。とくに近年ではIT関連の産業への積極的な取り組みが進められており、この方面においても東南アジアを推進する存在となっている。

民族間の経済格差など、まだ解決すべき問題は多々あるものの、現代マレーシア産業は工業化と多様性の獲得によって安定と強靭さを身につけたといってもよいだろう。とくに多様化は今後さらに推し進められていくことが予想される。

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