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マレーシア求人を調査する際に貿易関係を知ろう

マレーシアは輸出が非常に重要な経済基盤となっている。とくに80年代以降推し進められてきた工業化、機械類の輸出がマレーシア経済を支える柱となっている。またパーム油や天然ゴムといった近代化前からマレーシア経済を支えてきた産業の輸出も盛んである。

ただ、マレーシアの貿易については近年変化の兆しも見られる。輸出が減少する一方、輸入が増加しているのだ。2013年第一四半期のデータでは輸出は2.4%減少、一方輸入は6.2%の増加となっている。輸出の主力となる電気・電子機器とパーム油が不振だったのが原因だ。この背景には中国の存在感と影響力も指摘されており、今後この状況がどのように推移していくのかが注目される。

日本との関係も見てみよう。もともと貿易においてマレーシアと日本との間には非常に密接なつながりがあった。現在のマレーシア貿易における最大の輸入相手国は中国、輸出はシンガポールだが、日本は輸出が2位、輸入が3位となっている。輸出入どちらにおいても重要な貿易のパートナーとなっていることがわかる。

ただ、日本とマレーシアの関係はマレーシアの産業の傾向とはやや異なる傾向を見せている。現代マレーシアの産業の約4割は機械類の生産が占めているが、日本のマレーシアからの輸入では約4割を液化天然ガスが占めている。マレーシアの液化天然ガスの輸出の多くを日本が占めている状況となっているのだ。日本における天然ガスの輸入先でも約20%を占め、国別ではもっとも多くなっている。マレーシアからの日本の輸入では他にも石油製品が約13%、原油が約4%、パーム油が約2%と天然資源が多くを占めている。この辺は資源を輸入に頼っている日本ならではの関係といえるだろう。

日本とマレーシアの貿易関係については今後も大きな変化は見られないだろう。一方マレーシア貿易に関しては中国との関係がどうなるのか、また経済発展と輸出入のバランスをどうとっていくのがポイントとなりそうだ。IT産業の繁栄なども含め、今後の展開を見守っていきたい。

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